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RDBリンクとは

RDB(リレーショナルデータベース)リンクは、他のデータベースからデータを参照できる機能です。
入力の二度手間を省くこともでき、リンクされたDBをクリック一つで開くことができます。
RDBリンクの設定手順を、例を使ってご説明します。

1.下記のような項目のデータベースがあるとします。
会員DB
氏名 住所 電話 E-mail


商品DB
商品名 製造会社名 入荷日 備考

2.新たに、会員購入記録という3つの商品の購買調査データベースを新規作成するとします。
このDBを開けば、「”会員の情報 ” も ”購入した商品の情報 ” も見ることができる」というものを作りたい。


会員購入記録
購入日 氏名 商品名 商品名 商品名 電話 E-mail

氏名・電話・E-mail は、会員DBに既に入力されています。
商品名は、商品DBに入力されています。

RDBリンクの種類

RDBリンクの設定には、以下の2種類があります。

  1. RDBリンク: RDBリンク項目が表示のみで編集ができない
  2. RDBリンクRW: RDBリンク項目の編集が可能

RDBリンクRW に対してのアクセス権限は、アクセスしているDBに設定されているアクセス権限が適用されます。

RDBリンク及び、RDBリンクRWが設定されているDBに「検索及び編集可能な権限」が付与されている場合
アクセス権/表示・編集 詳細画面での編集 ハイパーリンクをクリックして開く画面
(リンク元DB)の編集
RDBリンク項目
の表示
RDBリンク項目
の編集
RDBリンクRW項目
の編集
リンク元search
再設定
リンク元DBの編集
リンク元
DBの
アクセス権
アクセス権無し ×※1 ○※1 × ×
リンク元へのハイパーリンク無し
検索のみ可能ユーザ ×※1 ○※1 × ×
変更ボタンは表示されない
検索及び編集可能ユーザ ×※1 ○※1 ○※2

※1)RDBリンクRW項目を詳細画面で編集した場合、リンク元DBのレコードは変更されません。
  編集を行ったデータベースのレコードのみが変更されます。

※2)リンク元DBの編集は、リンク元DBのアクセス権が「検索及び編集可能」ユーザでないと編集することはできません。
 元DBを編集する場合は、元DBから編集するか、元DBへのハイパーリンクをクリックして開いた画面で編集を行ってください。
 また、リンク元DBを編集する以前に作成したレコードの内容は、編集前の内容を保持しています。
 最新情報に変更する場合は、再度RDBサーチを再設定してください。

  

先の会員購入記録データベースの例を使って説明します。
会員購入記録データベースにRDBリンクRWが設定されていて、「検索及び編集可能」アクセス権が付与されていれば、そのリンク元である会員DB及び商品DBのアクセス権が無くても編集が可能になります。
但し、リンク元データベース(会員DB及び商品DB)のレコードが連動して更新されることはありません。会員購入記録データベースのレコードのみが変更されます。


 
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